代表的な所得補償保険の補償内容を検証
~補償内容と保険料のバランスは?

代表的な所得補償保険について、具体的な内容を詳しく見てみましょう。

日立キャピタル損害保険「リビングエール」~免責期間が短いのが嬉しい~

おもな補償内容 ケガや病気で、60日を超えて就業不能になった場合、保険金が支払われます。保険期間は最長60歳までで、期間内で就業不能である限り、入院・自宅療養を問わず支払われます。
プラン例 30歳男性・保険金額月額10万円の場合
月額保険料……2,110円

免責となる期間が60日と、短いのが良い点。ただ、更新型のため、年齢とともに保険料が上がっていく点が残念なところです。法人契約で利用されていることが多いようで、その場合、精神障害も対応可能な特約があるなど、有利な条件になることも。勤務先が利用していればラッキーですね。

ライフネット生命「働く人への保険」~若いうちに入ると保険料が有利~

おもな補償内容 ケガや病気で、180日を超えて就業不能になった場合、保険金が支払われます。保険期間は最長65歳までで、期間内で就業不能である限り、入院・自宅療養を問わず支払われます。
プラン例 30歳男性・保険金額月額10万円の場合
月額保険料……1,946円

この商品は所得補償保険ではなく、「就業不能保険」と称していますが、実質的には同種の保険です。リビングエールのような短い期間での更新型ではなく、長期の契約ができるので、若いうちに加入しておけばトータルの保険料をぐっと抑えられるのが有利な点。また、設定できる保険金月額は最高50万円で、より高くなっています。

所得補償保険選びのポイントは?

上記2つの所得補償保険は、比較的長期間の補償にも対応した所得補償保険のデメリットをカバーしています。これ以外にも、いくつかの保険会社で、所得補償保険は販売されていますが、いずれも、補償期間が短いというデメリットがあります。

たとえば補償期間が2年間だとすると、2年をすぎると保険金の給付はそこで止まってしまいます。2年以内に回復すればいいのですが、そうではない可能性こそ、保険で備えておく意味がある大きなリスクです。保険料の水準はさほど変わらないので、その意味でも、60歳~65歳まで補償期間のある上記2保険のほうが良いでしょう。

所得補償保険については、選択肢が非常に限られていることがわかると思います。

トレイダーズ証券